「Treating2U」小事典(た〜ほ)
Last Update 2000/05/18
【た 行】
・竹内 蛍子(たけうち ほたるこ)
ル子の結婚式。幸せになれよ〜(泣)建にル子をやるもんか〜(魂の叫び)
通称、ル子。
病院のロビーで出会った、小学生くらいの女の子。
身体が弱く学校は休みがちで、よく通院しているらしい。
引っ込み思案で人見知りをするタイプのようだが、伊之助には心を開く・・・ていうか、一目惚れ?(苦笑)
素直で笑顔の可愛い女の子だ。
また、伊之助の曲のよき理解者でもある。

蛍子「お花は、悪くないのに、気持ちは、嬉し、かったのに・・・」

・堤 伊之助(つつみ いのすけ)
伊之助、熱唱
本編の主人公。

「堤伊之助、年齢23歳。ふりーたー。現在彼女なしのふりー。
昼間は趣味で音楽活動をし、夜はこんびにで、ばいとをして生計をたてる。
体調を崩し病院に来たところ、志摩先生に入院を通達され今にいたる。
とれーどまーくはそのめたりっくぶるーの髪とつけっぱなしのさんぐらす。
特技はぎたーと歌うこと」(二三さん談)


伊之助「ああ、後ろ向きになる時間を、前向きに使えるなら、きっと杏菜が思う様ないい看護婦になれるよ」

・T2U(てぃー とぅ ゆー)
"Treating2U" の略称。

・手紙(てがみ)
まともに口を利いてくれない郁乃に宛てて、伊之助が一筆とった手紙のこと。
建をお使いにやり、一度目は届けるのに失敗したものの、なんとか無事に郁乃に手渡すことができた。
何度も書き直した後が残っていたことから、伊之助の苦労のほどが・・・って、新しい便せんを使えよな(苦笑)。
この手紙についての郁乃とトキとの会話では郁乃の微妙な気持ちと、トキの孫への愛情が伺える。
今作の秀逸なシーンのひとつだろう。
それにしても、手紙で想いを伝えるとは、なかなか古風な手段を使ったものである。
あなたは大切に思う人に手紙を書いたことがありますか?

・同室のおっちゃんども(どうしつ の おっちゃんども)
伊之助が入院している大部屋の同居人たち。
朝食が終わると、みんなふらふらと出てゆくらしい。
・・・入院中なのにいったいどこに行くのだろう(笑)。
おっちゃんたちとの会話シーンが一度もないことから伊之助と近い世代の同居人はいないと思われる。

・徳山 加奈子(とくやま かなこ)
病院にある売店のおばちゃん。
郁乃のことを気にかけていて、いろいろとお節介を焼いている。
が、基本的に人のいいおばちゃんで、気前もいい。
おばちゃんの本名は、かくれんぼの時に売店へ探しにくれば知ることができるのだが、結構かわいい名前なのね(苦笑)。
また、一度本名を知ると、それ以後メッセージ前の「おばちゃん」が「加奈子」に変わっているのは芸が細かい。

おばちゃん「あの、男の子か・・・あんた、顔だけじゃなく頭もいいんだねぇ」

・Treating2U(とりーてぃんぐ とぅ ゆー)
本作のタイトルであり、インディーズバンド「JACKETED BULLET」の最新曲でもある。
伊之助たちは、この曲でメジャーへの階段を一気に駈け登ることになるのだろう。
「T2U」製品版のCD−ROMに収録されたスタッフの方たちのコメントファイルによると「癒しをあなたに」という意味を込めて、石原 ますみ氏が命名したそうだ。

【な 行】
・仲嶋 紅葉(なかじま もみじ)
「JACKETED BULLET」のベース担当。
入院生活を送る伊之助に替わり、コンビニでバイトをしている。
神社のお嬢さまではあるが、それを微塵も感じさせないくだけっぷりとノリのいい喋りが魅力。
普段の態度からおちゃらけ者かと思いきや、自分の進む道と決めた音楽、そして、それを支える仲間に対しては、非常にシリアスであり、伊之助や三千年が心から信頼を置いているのがよくわかる。
それにしても、紅葉はメインキャラでもないのにやたらと表情が豊かだ(笑)。

紅葉「伊之助は贅沢だよ」

・楢 三千年(なら みちとし)
「JACKETED BULLET」のドラム担当。
さんぜんえんにーたん(笑)。
普段はバーテンをして生計を立てており、たまにまとまった休みが取れると、ふらりと旅に出るのが趣味らしい。
バーテンをやっているだけあって酒に強く、1年中半袖を着ている半袖マンでもある。
どうも彼には、表情のバリエーションがない・・・と思ったのだがよく見ると2パターンあることを確認(苦笑)。
かなり微妙な表情の変化だけれど。

【は 行】
・売店のおばちゃん(ばいてん の おばちゃん)
→徳山 加奈子

・bite on the bullet(ばいと おん ざ ぶれっど)
「JACKETED BULLET」の代表曲のひとつ。
「BULLET」結成時に創った曲で、伊之助のお気に入りだそうだ。
"T2U"ファンサイトのタイトルでもある。
その英語成句については、SP48K さんのサイト「Treating 2U cheering site 〜癒しを、君に。〜」に詳しい意味や由来が掲載されているので、参考にされたい。

・バッシングファミリー(ばっしんぐ ふぁみりー)
対象者をからかうのが主な役目。
A(=アシスト)に対してB(=バッシング)ということで言葉の意味的には敵対する存在のようにも取れるが、こちらも後に「ファミリー」へ繋がることで、友人以上の心の結びつきの強さを感じさせる。
平たく言えば、悪友のことかな。
ちなみに、伊之助のバッシングファミリーとしては、仲嶋 紅葉、楢 三千年、桧浦 霞夜、上山 郁乃がいるが、みんな「Aより面白そうだから・・・(霞夜談)」こちらに所属しているのだろう。

・パンダのぬいぐるみ(ぱんだ の ぬいぐるみ)
建がいつも肌身はなさず抱いているぬいぐるみ。
母親である誠美さんの手作りで、おそらく建の一番の友達だと思われる。
寂しい夜も彼(彼女?)が一緒だったら、怖くないよね。
建の激しい感情に呼応して表情が変わるイカしたヤツなんだけど、誰もいないときは一人で歩いてたりして(笑)。

・桧浦 霞夜(ひうら かよ)
霞夜
デコのおねーちゃん(笑)。
流れるような長く艶やかな髪、そして、長期の闘病生活による華奢な体躯といった、深窓のお嬢さま的な外見のイメージと、穏やかな物腰でありながら適度のノリのよさと豊かな表情という内面の暖かさという二面性。
そして、時折出る悲しいくらいに鋭いつっこみ・・・その、ある意味ズレたようなところが桧浦 霞夜という女の子の魅力なんだと思うわけで。・・・なんか意味不明(泣)。書き直します(^^;

霞夜「私達も気をつけなきゃね」

・Bファミリー(びぃ ふぁみりー)
→バッシングファミリー

・藤倉 建(ふじくら たつる)
伊之助と建
病院で出会った、伊之助の相棒。
生まれつき心臓が弱く、まだ小さいのにずっと入院生活を送っている。
ガムのおまけの収集に余念がない子供らしさと、100%のりんごジュースしか飲まないという本物志向を併せ持つ。
好きなものには妥協を許さず、その想いは10年たっても変わることがなかった。
これが建の本質なのだろうな。

・藤倉 誠美(ふじくら まさみ)
誠美さん
建の母親であり、二年前に事故で夫を亡くした未亡人。
得意な英語を生かして、小説の翻訳の仕事をしながら、女手ひとつで建を育てている。
少女のようなはにかんだ笑顔と、母だけが持つ包み込むような暖かさを同居させた女性だ。

・二三さんの孫(ふみさん の まご)
伊之助との会話に出てきた、二三さんの孫娘。
バカでかくて可愛くない、いわゆる「コギャル」なのだそうだ。
・・・一度見てみたい気がするなぁ。

二三「一緒にはいられないよ。なんて言うのかね、価値観が違うんだろうね」

・BULLET(ぶれっど)
「JACKETED BULLET」の略称。
決して「ジャケバレ」などと言ってはいけない(笑)。

[ bite on the bullet ] ページ作成:蒼月 白羽
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