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幻蒼ネットワーク
なんとなく戯言(2006年01月)
2006/01/28
先日、ソフトバンククリエイティブから「Cmagazine定期購読に関する重要なご案内」という封書が届きました。
「CMagazine」はご存じの通りプログラミング技術情報誌で、現在数少ない俺の購読誌のひとつだったりします。
ここ2年くらい前からは毎月買いに出るのも面倒だし、必ず買う雑誌ということもあり定期購読という形にしていました。
で、「そういえばそろそろ更新の時期だったな…」と何気なく封筒を開いてみて絶句。

「『C MAGAZINE』休刊のご案内」!!

案内によれば、2006年3月18日発売の4月号をもって休刊とのこと。
(現時点でまだCマガのサイトには休刊の情報は掲載されていないようだが、SBPストアから定期購読を申し込もうとすると休刊の案内が表示される)

プログラミング系情報誌の休刊といえば「マイコンBASICマガジン」の件が記憶に残っています。
俺も中学生だか高校生くらいの時には愛読していて、小さな字でびっしりと印字されたプログラムをひたすら打ち込んだものです。
余談ながら、当時はまだ自分でプログラムを書いたことはなく、目を皿のようにして意味のわからない英文をただ書き写すだけでした。
それでもこの時点で多少なりともキーボードに触れていたおかげで、後のPC-8801/9801シリーズへスムーズに移行できたのかもしれません。
その後、俺にとっての「ベーマガ」は当時貴重だったパソコンゲームの情報誌という位置付けになり、それもやがて「ポプコム」「コンプティーク」などに比重が移るにつれ、徐々に離れていきました。
というわけで「ベーマガ休刊」のニュースは一抹の寂しさを禁じ得ないものの「時代の流れ」のようなものも感じ、ある意味納得がいくものでした。

一方、Cマガの休刊はひたすらにショックでした。
もちろん現在進行形で購読している雑誌が終わってしまうということで残念な気持ちで一杯なのですが、C言語というまだまだメジャーなプログラム言語を扱った技術情報誌でも昨今のネット環境普及の波に飲まれてしまうのかと愕然としました。
欲しい情報を手早く手に入れることにおいて、ネットにかなうメディアはないでしょう。
しかし、雑誌ならではの毎月パラパラとめくって興味を惹いた記事を読むというスタイル、いわば受動的に受け取れる技術情報というものもイチプログラマとして貴重なものだと認識していただけにただただ残念でなりません。
最近では2006年1月号「Cマガプログラミング研究会」の「迷路を走破せよ」が実にナイスタイミングな記事だったのですが…。

さて、次。話題はがらっと変わります(苦笑)。

今週の頭に所用で東京に行ってきました。
用事を終え、帰りの新幹線までにはまだ大分時間があるということで秋葉原をうろついてみることにしました。
実は秋葉原に行ったのはこれが初めてだったのですが、意外にでかい駅に驚いたり(大阪の日本橋〜恵美須町駅のイメージでこじんまりとした駅だと思っていた)。
東京は出張を除くとこれが2回目で、1回目は先週だったりします。

さて、秋葉原散策といってもさすがにうろうろするだけではそれほど時間も過ぎません。
しかも当日(月曜日)は新大阪駅で雪が舞い、東京に着いてからも積もった後があちらこちらに残っていました。つーわけで、寒い。
それじゃどこかの建物に入ろうとビルの上の方に「TAITO」と掲げられたゲーセンに入ったのが運の尽きというか。

今頃、「アイドルマスター」にハマってしまいました〜〜〜!!(爆)

確かに以前から興味はあったのです。
とはいえ、ここのところすっかりゲーセンに行くこともなくなっていたし、なにより「友達とかに噂されたら恥ずかしいし…(意味不明)」やらで、あえて手出しはしないでいたわけです。
しかし、ここは東京、秋葉原。
旅は道連れ恥はかきすて(?)。ちょうど筐体の周りには誰もいない。ならやるしか!(苦笑)

ほとんど前知識のない状態(一部のキャラの名前を聞いたことがあった程度)でコインを投入。
ちょっと迷って、やよいをプロデュースすることにしました。…って13歳、中学生かよっ(^^;

いやぁ、元気いっぱいなコはいいなぁ。やよいと接しているとこっちまで元気になれるというか。
結局、新幹線の時間が危なくなるまでプレイしたあげくに、持ち前の方向音痴をいかんなく発揮して、もう少しで乗り遅れそうになりましたとさ(苦笑)。
東京まで行って俺は何やってんだ?と思わなくもないものの、旅先での小さな出会いに心癒されたのでした。
…帰宅してから早速携帯サイトに登録したのはいうまでもありません(笑)。

ランクEまであと59人。一緒にがんばろう!やよい!
2006/01/01
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

「PROJECT nayuta」の最新プレビュー版を公開しました。よろしければプレイしてみてください。
前回「今年中に公開したい」と書いたような気もしますが、気にしない方向で(苦笑)。

え〜っと、こちらには「nayuta」のページには書かなかった余談をいくつか書いてみようかなと思います。

まずは正式タイトルについて。
「PROJECT nayuta」という仮タイトルは、ある想いを込めたものでした。
だからそれをサブタイトルとして残して正式タイトルは日本語の…漢字何文字かの名前にしようと考えていたのですが、結局思いつきませんでしたね。
その世界観から「冒険者歓迎」つーのはどうだろうと思ったりもしましたが、一瞬で却下しました(笑)。

で次。
今回遊べるダンジョンは5階層のものがひとつなんですが、作業の終盤で追加したB4FとB5Fは広めになっていて、特にB4Fの構造は非常にいやらしいと思います(苦笑)。
B3Fまでは実際に自分でプレイしてみて「まぁ、こんな感じかな」と思ったんですけど、B4Fはデバッグ用にステータスを大幅に強化したデータで(敵エンカウントありで)歩いてみただけだったりするんですよ。
それでもマジいらいらしたので(爆)、見事全5階層全てを走破できた方はぜひ連絡ください。
景品はありませんがここで紹介させていただきたいです。

あと書いておきたいのが、今回の配布用のプレビュー版にもサウンドデータを同梱できたことです。
というのは、もともと提出版専用ということでもらったSEデータがあり、配布版ではサウンドデータを丸ごと省略するつもりでした。
しかし、やはりBGMやSEが入るとぐっとゲームが締まるので、無理を言って許可をもらいました。
SEデータの公開を快諾してくれた知人の方にあらためて感謝します。

最後に、新年最初の更新ということで今年のキャッチフレーズを決めたいと思います。
去年(と一昨年)は「まだだ、まだ終わらんよ」でした。
今年もそれでいいやと思っていましたが、正直最近ちょっと停滞感を感じていてここらで気分を一新したいところ。
で、ちょうどつい先日ある声優さんのインタビューを見て…というか、聴いて…「それいいな」と思えたものを挙げておきましょう。
…どこからの引用なのか気付いた人がいたらニヤリとしてください(笑)。

「気にせず前進」。今年はこれでいきます。

ページ作成:蒼月 白羽
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